

INTERVIEW 01
「お客様満足度の最大化」と
「社員の幸福の両立」を目指して
富田 慎治副社長
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Q 起業当初のことを教えてください。
起業は大きな決断でした
ベンチャー企業在籍中、スキルアップに対する限界を感じて転職活動をしていた所、面接先で将来社長になる中村さんに出会いました。そこから17年ほどの付き合いになります。
当時同職だったメンバー4人で起業する話が持ち上がり、会社員としての道を歩み続けるか、全く新しい挑戦の道に進むか、大きな決断を迫られました。
経営者として始める機会は滅多になく、考え抜いた末に「やってみよう!こんな機会は人生で滅多にない」と挑戦することにしました。
その後の6年間、もちろん順風満帆ではなくさまざまな試練もありましたが、振り返ってみると「あの時決断して本当に良かった」と感じています。
大変ながらも楽しかった創業当時からの出来事
創業当初を振り返ると本当に小さな一歩からのスタートでした。
最初はレンタルオフィスの小さな部屋に人数分の机と椅子を置き、すれ違うのもやっとというほどの広さから始まり、仕事の依頼がきても人数的に対応できず、経営理念であるお客様満足度の最大化どころか、着手することすらできない状況に、歯がゆい思いをしました。
あの時期、思い通りに進まず、辛く後ろ向きな気持ちになっても乗り越えられたのは、メンバーが一丸となって取り組めたことが大きかったと感じます。 -
Q お客様に接する際に心がけていることを教えてください。
「お客様が真に求めているものは何か」を深く理解すること
私たちはお客様と直接やりとりし、お話する機会が多い仕事です。
私が最も心がけているのは、「お客様が真に求めているものは何か」を深く理解することです。
お客様が抱えている課題やニーズは、必ずしも最初から明確に言語化されているわけではありません。
ただ言われたことをそのまま解決するのではなく、その背景や根本的なニーズを掘り下げ「本当に必要な解決策とは何か」を考えます。
「お客様が本当に求めているものを追求すること」が大切なのだと考えています。
解決するよりもまずは、お客様が本当に悩んでいるところを見つけてあげるところから、始めるようにしています。
お客様自身が気づいていない潜在的なニーズを引き出す
自分が抱えている悩みを明確化できていないお客様も多いため、「相手の立場に立って、一緒に考えて、本当の悩みを見つけてあげる」ことを大切にしています。
ヒアリングだけでなく、適切な質問を投げかけることで、お客様自身が気づいていない潜在的なニーズを引き出すことを意識しています。
その結果、「ここまで考えてくれるんだ」とお客様に感じていただけるようになり、信頼関係が構築されます。
一方的な提案ではなく、お客様の視点に立った解決策を共に考え、納得していただける形で提案を行うようにしています。
また目先の課題解決だけでなく、将来的なお客様の事業発展にも貢献できるような視点で接しています。
短期的な満足だけでなく、長期的に信頼されるパートナーであることを目指しています。 -
Q スキルアップのために会社が提供しているサポートを教えてください。
社員一人ひとりが成長しキャリアを発展させるためのサポートを充実させています。
具体的には、以下のような取り組みを行っています。
1. 1on1ミーティング
社員と上司が定期的に1on1の場を持ち、キャリア目標や現在の課題、必要なスキルについて話し合います。
本人の成長をサポートするための1on1になるように、このコミュニケーションを通じて、
個々のニーズに応じた成長プランを設計し、目標達成に向けたサポートを行っています。
2. 独自のコンピテンシー策定
経験豊富なエンジニアの行動特性をもとに職位ごとのコンピテンシーを策定しています。
これにより、各社員が職位に応じた目指すべき行動指針を明確にし、日々意識して成長できる仕組みを提供しています。
3. 研修の実施
業務に必要なスキルや技術の習得を支援するため、必要に応じて外部研修を実施しています。
これにより社員が専門知識を深め、業務の幅を広げることができます。
4. 検証環境の提供
技術の習得や実現したいことを試せる場として検証環境を提供しています。
実機で試行錯誤することで、より理解が進みます。
研修に関しては、対象者のレベルに応じて研修内容を変えています。
未経験の方が入社された場合は外部研修を活用して、IT基礎やCCNA等を勉強していただいています。
また、業務で新しいスキルやチャレンジが必要になった際には、その分野の研修を受講してもらうようにしています。
このように効率的にスキル習得できるような体制作りをしています。 -
Q これからの目標や今後の計画はありますか?
設立当初から掲げている理念は、「お客様満足度の最大化」と「社員の幸福の両立」です。
お客様に喜んでいただくことを追求するだけでなく、その成果を通じて社員も幸せになれる環境を目指しています。
この両立こそが会社の理想像です。
しかし、6年間の運営の中で、新しいメンバーの加入や既存メンバーのキャリアの変化など、さまざまな課題に直面してきました。この理想に近づくためにはどうすればよいのか、試行錯誤を続けています。
それでも、掲げた理想像は変わることなく、今後もその実現に向けて努力を続けていきたいと考えています。
この理念が、会社の成長と一体となった大きな目標となっています。 -
Q これから応募を考えている方にアドバイスはありますか?
大事なのは、目の前のことだけでなく未来を見据えることだと考えています。
未来にたどり着くためには日々の積み重ねが非常に重要です。
その積み重ねを効率的に行うため、当社では独自のコンピテンシーを策定しています。
このコンピテンシーを意識しながら日々の業務に取り組むことで、必要なスキルや行動特性が自然と身につきます。
そして、これらを習得することで技術をより効果的に扱い、プロフェッショナルとしての力を発揮できるようになります。
応募を考えている方には、ぜひ未来に向けた日々の積み重ねを大切にしてほしいと思います。 -
Q 趣味や特技が仕事に役立ったことはありますか?
私の趣味や特技を通じて培った忍耐力や体力が仕事において大いに役立っています。
例えば、趣味で取り組んできたスポーツやアウトドア活動では、長時間の努力や困難を乗り越える経験を通じて忍耐力を磨いてきました。
この忍耐力は、プロジェクトの課題に直面したときや、長期間にわたる業務において、冷静に粘り強く対応する力として発揮されています。
また、体力に関しても特に繁忙期や複数のプロジェクトを並行して進める際に、その重要性を実感しています。
集中力を長時間保つためにも、日頃からの体力づくりが仕事のパフォーマンス向上につながっていると感じています。 -
Q 仕事とプライベートは両立できていますか?
基本的に仕事が好きでつい仕事を重視してしまう傾向があります。
そのため、時にはプライベートを疎かにしてしまうこともあります。
その分仕事を通じて得られる充実感や達成感が私のモチベーションの源となっており、それが日々のエネルギーにもつながっています。
一方で、最近では意識的にプライベートの時間を確保することを心がけています。趣味や家族との時間を大切にすることでリフレッシュでき、結果的に仕事の効率や質も向上していると感じています。
今後も、より良いバランスを模索しながら取り組んでいきたいと思っています。

私たちと一緒に成長し、自分に挑戦し、共に価値ある成果を生み出しましょう。
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